fishbowl 鉢の日(8/8/2024 渋谷WWW・8/12/2024 浜松窓枠)

恒例となったfishbowlの8月ワンマン。先日のTIFの反響もあってか渋谷・浜松どっちも満員の会場でアンコール込みで18曲、たっぷり楽しみました。

さてこの夏のfishbowl、いつからかライブの楽しさが格段に上がった印象があります。どの曲でもひとつひとつのパフォーマンスに見どころがあり、生のこの瞬間を楽しめるライブとしてのパワーが段違いになってました。


まずセトリ(齋藤ザーラチャヒヨニさん考案!)が熱い。

定評のある繋ぎはもちろん(個人的に好きなのは深みに沈み込むような尻尾→九天と完食→六感のシームレス)、猛獣平均踊子の流れがハッピーなオーラに溢れてて楽しい。熱波で最大限盛り上げてからの一雨は、クールダウンというより熱気のうねりを新たなグルーヴに昇華するような体験。

本編ラストに半分、アンコール初っ端に開幕を持ってくるあたりの貪欲さもすごい。そしてアンコールではハチャメチャに熱く魅せてくれる。メンバーの好きな色新衣装はこれまでとガラッと印象が変わります。真っ白な衣装でプリンセスな佐佐木一心さんが力強く拳を掲げるギャップがたまらない。

そしてちょこっとLOVEカバー。言わずとしれた平成の名曲でもちろん楽しいんですが(ステージ上のわちゃわちゃ感!)セトリの中で溶け込んでもいて、今後も要所要所でカバーしてくれたら嬉しいと思ってます。

新体制になってからの成長を感じさせてくれるライブでもありました。一曲目の朱夏は三島の初ライブでも最初に披露された曲で、当時はまだ硬い印象もあったのが今では余裕たっぷり。新体制初期の新曲だった一雨、四季も表現は研ぎ澄まされてフロアの盛り上がりも大違い、半年も経っていないのに感慨深い…。

そして最高のライブとともに今後への期待もしっかり高めてくれました。アンコール準備中にアルバムのダイジェストが流れ(±零 yaya plusがまたも名曲の予感!)、そして浜松のラストMCでは年末の三島でのホールワンマンが発表されました。新体制お披露目イベントは浜松の翌日に三島でしたが、今度は浜松の4ヶ月後の三島。ここまでの変化を考えると、12月の彼女たちはどうなっているのか想像もつかず、それゆえに今からワクワクしています。

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