fishbowl Christmas Special Live DAY1・2(12/23・24/2023 浜松窓枠)

初めての静岡遠征。間に観光を挟みつつ充実の二日間を過ごしました。


浜松駅でもfishbowlがお出迎えしてくれました。


DAY1


1曲目は茶切 cute side。そこから完食、八月、平均、半分、熱波と盛り上がる曲が序盤から続きお腹いっぱいになりそうですが、この日はフルコースなのでまだまだ終わらない。

MCを挟んで朱夏、バレンタインデー、夜桜の季節感バラバラパート。ここはなんといっても演奏機会の少ないバレンタインデー(私はライブ初でした)。乗れるか、と思いきや特徴的なクラップでテンションは一気に上昇。fishbowlでは珍しく?ストレートにかわいさを押し出してきていてずっと笑顔が止まりませんでした。

クリスマストーク(それぞれの家のクリスマス事情。地元が感じられて良い)の後、開幕で空気を作ってからは一気に走り抜けます。猛獣の荒々しさから踊子の優雅さ、クールな茶切 dope sideからドラマチックな観察。目まぐるしいけどどれも良い曲なので意表を突かれてもばっちり楽しめます。

最後の曲はシーズンに合った雪景。冬なのも忘れるくらい盛り上がってましたが、きっちりクリスマスシーズンを思い出させつつあたたかい気持ちになれる良い終わり方でした。

そして(MC中に指示されて予定調和の)アンコール、事前物販の投票で上位の曲がその場で流れる形式。メンバーもどの曲かわからない状態からいきなり始まる手探り状態。

そんな中最初に流れたのはなんと「もこもこももこ」!ステージの上も下も戸惑いながらも大盛り上がり。サキドルエース優勝おめでとうございます。

次に来たのは九天。ダンサブルでありつつ、fishbowlメンバーの歌唱の特徴を最大限引き出した曲。ノリノリになって良し、じっくり聴いてよしで人気もうなずけます。

そして再びのバレンタインデー。レア曲なのでうれしいという以上に、ラスサビのメロディが重なるやつといいどんどん幸福感が高まる作りの曲なので締めくくりとしてこれ以上なかったんじゃないでしょうか。最後のチョコを渡すポーズもかわいい。

DAY1にして実に25曲。楽曲たくさん聴ける充実感はもちろん、セトリも楽しさに一役買っていたと思います。割と披露機会の多い八月平均半分熱波が序盤に来て、もちろんこれらの曲を聴いたら否が応でもボルテージはめちゃめちゃ上がるんですが、その後はここから何が来るかわからない期待感もプラスされて普段とは違う感覚でした。そしてバレンタインデーでまんまとやられました。

DAY2


クリスマスイブ開催の二日目は最新曲の九天からということでスタート。深海→湖月の流れは曲調も歌詞を見ても美しい。

後になって気づいたんですが九天〜雪景の曲順ってday1の後半と同じなんですね。両日聴いた曲でも前日と感じ方も変わるもので不思議です。DAY2はじっくり聴かせる風花、距離の良さをしみじみと味わいました。

二兎のメリークリスマス!もすてき。


この日は五五、七夕がはじめましてでした。七夕、今度は夏の夜に野外で聴いてみたい…!

後半戦はクリスマス感ある曲だとスタッフの間で噂されていた茶切 cute side(ブラスのメロとか「ちゃっきりちゃっきり〜」が鈴の音っぽい響きとか、その辺が理由かしら)から。疑似クリスマスソングで童心にかえったら、締めくくる……というよりとどめを刺してきたのは昨日は前半だったブチ上げ曲たち。叫んで飛び跳ねて大満足の本編になりました。

けど、さらに最高だったのはアンコール。前日でネタが割れたということで、DAY2は順にくじを引く形式に、それも曲数は満足するまで。いつもの西から順でくじを引いていったわけですが、神がかった引きを見せてくれました。

大白さん→いきなり本編ラストと同じ熱波。本編の疲れを感じさせない熱さで最高潮。

新間さん→ソロ曲のアイラブユー。ボーカルの魅力がいっぱい、他メンバーが楽しそうに掛け合いしてたのも印象的でした。

久松さん→半分。初めて見て衝撃を受けた曲が半分だったので個人的にテンション上がりました。

木村さん→バレンタインデー。メンバーも「ここで来たらいいな」と思っていたという神引き。もうこれからはクリスマスといえばバレンタインデーの日です。

そしてまだまだ楽しみたいファンの声に答えて泣きの一曲。ファンの方が引いたのは、今年夏の新曲、fishobowl最高BPMの二兎!

これからも貪欲に進むぞと言わんばかりのパフォーマンスで、最後まで熱く走り抜けました。改めて「それでいい、完璧」を聞けたのもよかった!

2daysで全曲やるという触れ込みでしたが両日ともかなりの割合の曲をやってくれて、最高に楽しい二日間でした。そしてこれだけたくさんやってダレることが全くないところにfishbowlの曲の良さ、ライブの楽しさを改めて実感。2024年にも大いに期待です。

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